モノグラム’32ホットロッドデュースクーペ①部品洗い、仮組み

2023年10月17日

 先般購入してワクワクしながら状態を確認したモノグラム’32デュースクーペホットロッドに、いよいよ着手したちゃーべんは、まずは部品の洗浄から着手した。

 プロペラシャフトやロッドなどといった部品が見た所やや華奢だったので、ランナーに付いたままであっても易しく丁寧に洗い、一日かけて陰干しをした。

 まずはエンジンのボディ部とサスペンションの仮組みから…。

 モノグラム1/24の1932年式フォードのホットロッドを組むにあたって、まずはボディとフェンダー(シャーシ部分を含む)と合体させるべく両方を取り付ける。この時点で接着はせずともテープでの仮組みで合いを見る。そのフロントサスペンションをシャーシに固定し、マフラー類がちゃんと付くか確認する段取りからスタートした。飛行機のプラモデルでもホゾ穴とホゾの位置がズレているものが昔はあったという話を聞いたが、念のため確認する必要があるかも知れない。もっとも、この作業が面白いのだが。

 ボディとシャーシを合体させたものにグリルとラジエーターを取り付け、エンジンカバーの上と左右を瞬間接着剤で接着したものをズレなく接着できるかどうかの他、そのためにエンジンカバーを多少気を使いながらではあるが取付/取り外しができるかどうかも確認しておく予定である。

 話が前後してしまったが、ボディにまず内装を取り付ける必要があり、これがかなりギチギチのサイズであった。仮組みで仕込むにも一苦労するありさまで、折角購入したモノグラム1/24の1932年式フォードのホットロッドの貴重な部品が壊れるかと思ってヒヤヒヤしたほどである。このまま組みっぱなしにしてボディを少しでも変形させて後から組みやすくしようと思って暫くこのままにすることにした。

 しかし前輪のサスペンションとロッドを仮組みしようとして修正が必要なことに気が付いた。

 ホゾ穴があるべきところになく、それどころかホゾがあるのである!

 何度も組立説明書とにらめっこしても、ホゾ孔とホゾの位置関係がおかしい。もっともロッドの長さ自体は正解なのでさほど部品の修正は手間ではないが、やはり仮組みは大切だと今更ながら考えさせられた。このモノグラムのキットは1932年式フォードとはいえ1980年代製のハズだが、懐かしいプラモデルの追体験となった。いや、これだから楽しい!もう酒のアテになりそうなくらいに…。ホットロッドのようなクルマだったらビールかハイボール片手に進めるべきだったか?

 

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 今回はボディと内装の嵌合に往生したので相当時間をロスしてしまったが、こうなると1932年式フォードの年代相応の後輪のサスペンションとプロペラシャフトの構造も不安楽しみになってくる。ただ細いロッド状の部品が多いので神経を多少使うが、シンプルな構成故に調整はそう難しくはない。ちゃーべんの不安要素といえば「ご機嫌最高モノグラムのホットロッド」とばかりにブンドドで時間をロスしないかということぐらいだろう…? 

 ここでいよいよ後輪を差し込むドライブシャフトを仮組みするが、この部品にまずリアサスペンションを組み込む必要がある。幸いにもしっかり合いもよくくっつくので安心した。それで最後にシャーシ後端部にガソリンタンクを取り付けたうえで左右マフラーを付けて床下部分の仮組みは完了となるが、ここも難なく組めることがわかってひとまずほっと胸をなでおろしたものである。上に既述したように多少の修正はあるにせよ。

 最期にエンジン部分になるが、シャーシに接着するのはエンジンの腰下のみであり、左右の腰下の2パーツを仮組みしてシャーシに取り付けるだけなので、チューンアップされた姿は今回はお預けである。写真ではかなりわかり辛いが、この腰下部は1932年式フォードオリジナルのフラットヘッドのV8エンジンではない。組み立て説明図では当然ながらより高年式のチューンされたものになっていたが、これは同じ旧モノグラムのデュースの1932年式フォードのロードスター(こちらのリンク先の記事の下の方に写真があります )と比べてよりパワフルなイメージだ。そのためか、こちらのクーペは何と4輪ディスクブレーキが奢られている!鉄ホイールでチョップトップもしてないノーマル然とした姿なのに、結構金がかかっているのね?

 そしてエンジン部分をカバーするボンネットをこのキットのパーツの中でいの一番に組んでみたが、板状のパーツの1mm前後のヨコの厚みにイモ付けする感じで組んでみたにも拘らず、それなりに堅牢で、丁寧に扱えばボンネットの着脱も問題ない。芸の細かいことにボンネットの上と横にルーバーが切られているが、これもまた迫力を醸し出すのに一役買っている。

 この「判る人には判る」的なカスタムの演出がまた嬉しい。こうしたモールドは上からではなく真横から見れば本物のように見えてしまう。それがたとえパーツの仮組みであっても。ただ、こうして組んだパーツのモールドは、ペーパー掛けでうっかり消さないように気を付けたいところである。今日の所は仮組みだから、俊着のハミ出た跡はまだそのままではあるが、おいおい形をペーパーで整えて仕上げる予定でいる。しかし厚さが1mm前後なのにプラ板同士をイモ付けしただけでちゃんと強度を確保しているのにもちゃーべんは感動している。さすがモノグラム!

全体仮組み写真

 ボンネットを装着して仮組みは一応の完了となった。ボディの巾と長さは大きくはないものの、車高が高くゴロンとしたスタイルはいかにも昔のクルマといった風情である。それでいてホットロッド定番のチョップトップをしないでもクーペとしてまとまったスタイルはカッコイイと思う。ドライビングポジションは今のミニバンのような感じになるかも、と言えばその高さがご理解いだだけようか?構造的にはシャーシの上に重箱のようにボディがのっかっている「High Boy Style(ハイボーイスタイル、英文表記はこれでいいのだろうか)」であるがゆえに、乗り込むときには階段を上るようにコクピットに収まる感じになる。仮組みで1930年代のクルマの雰囲気を味わいつつ楽しい仮組みの時間を過ごしたちゃーべんであった。


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