アオシマ1/24トヨタセリカLB ③内装セレクト

2023年7月18日

内装をどうしようかと考えたちゃーべんは、手持ちのストックパーツを漁ってああでもない、こうでもないと考証を考えながら内装のパーツ選びを始めた。

 今作っている2台とも「ツルシ」で仕上げないつもりなので、頭の中で完成図を思い描きながらパーツをチョイスしている時間は模型作りの時間の中でも最高に楽しい時間である。
 ところが、ちゃーべんの記憶違いであると思っていた部品が無かったり、最悪の場合またキットを買わなければならないといった事態は幸いにして起こらず、ただ手持ちのパーツを改修する必要があることだけがわかった。

 部品のチョイスで小技を聞かそうと思い、ステアリングでいいものが無いかひとまず探してみたが、ストックの中からはイメージ通りのものが見つからなかった。
 イメージとしては、オーソドックスな形でありながらスポーティーな感じのするものが欲しかったが、今度はいろいろなストックを漁ってみて、多少改修が必要ながら使える部品を発見した。ネット上で旧車の改造例をいろいろ見ておくことは、こういう時のヒラメキにも通じるので製作のときはなるべくその車種だけでなく対抗車種の写真もみるようにしている。

 たたき台となるパーツは、ハセガワ1/24の510ブルーバードのステアリングである。改修は以下の手順で行った。
①ステアリングのホーンボタンを削り落とす。
②ステアリングのスポークに孔を空ける。
③フィニッシングペーパーで荒削りな部分を整える。

 これで即席の「走り」を感じるハンドルの完成になるが、この手のステアリングは、ゲームセンターにあったドライブ系ゲームのステアリングに似ている。手の感触も未だに覚えているぐらいやったものだが、コンプリートのオールクリアーとはいかなかった。
 因みにちゃーべんがコンプリート出来たのはカプコンの「1942」が初めてである。それから同社の「ストⅡ」でリュウケンとエドモンド本田で…。今はアーケードゲームができるゲーセンはめっきり減ってしまった。秋葉原ならまだストⅡができるだろうか?
 横道にそれるのはこれくらいにして、アオシマセリカLBのトランザムキットを装着する方はアオシマのキットならではのオプションパーツの中からバケットシートを使用することにした。
 アオシマのキットはセリカLBもまたホイールや灯火類等にアレンジパーツがあるのが毎度のことながらうれしい。またステアリングはオプションパーツの中から横と斜めに4本のスポークがあるものにした。室内もイケイケに!?

 とにかく内装と外装とシャーシ裏とホイールを予め塗装を済ませておいて後から一気に艶消し剤を入れた半つやクリアーを吹く段取りなので、平日の夜は「今日はここまで」と区切りをつけて細々と牛歩の歩みで作業を進めるのみである。
 そのために土日でランナーからパーツを切り離してゲート跡をヤスリをかけて整形し、あとからクリアーを吹き付けやすいようにマスキングテープを細かく切ってパーツに貼り、そのパーツ類を紙の上に貼る作業をするのだがプロポーションモデルなら2台分であってもそんなに手間はかからない。もっとも室内パーツにも細かい部品があるので要注意。

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↑上の商品のバリエです(トランザムキット)

 このアオシマセリカLBを組立てている最中にもアオシマのキットのモールドを見ていると、現在のキットのモールドにも劣らない精緻さがあって、組み立てているときにもつい見入ってしまう。このセリカLBも末永く売られていてもらいたいものである。
 そのせいで完成予定もずれ込むこともしょっちゅうだが、今年の前半に手掛けたカマロとF100パンプキンのようなパーツ調整もそれほど手間はかからないのでスムーズに組み立てることができるだろう。こうして久しぶりの国産旧車の組立をほぼほぼストレスフリーで楽しんでいるちゃーべんであった。