モノグラム’32ホットロッドデュースクーペ⑤ファイアーパターン加筆修正とボディ色パーツ裏側部分とホイールクリアー掛け

 モノグラムの1932年式フォードクーペのホットロッドのボディのアクセントにするべく、ちゃーべん一世一代の(大袈裟?)技術と集中力を駆使して仕上げた魂の炎ともいうべき(そんなバカな)ファイアーパターンを施したちゃーべんは、自身が決める水準をおおよそクリアーしたことにテンションを上げ、なおも加筆修正が必要なレベルながら嬉々として塗装に勤しんでいた。チョコチョコと黒がハミ出ていて、それらをカッターの峰の部分で削り落とし、サーフェイサーの白い部分が露わになった部分をまた面相筆で色を塗る作業をチマチマと行う。まずは黄色、その次に赤といった順にタッチアップを進めるが、まず黒を塗ってしまうと折角の赤と黄色の色合いがキレイな部分が滲んでしまうので、黒は一番最後に塗ることにした。

 上記の作業と並行して、このモノグラムの1932年式フォードクーペはボディはそれほど大きくはないものの、ボディとは別に裏側にもボディ色で塗ってクリアー掛けすることが必要なパーツがあるので、それらをまず裏側にクリアー掛けを5回繰返してボディクリアー塗装に先がけて「1週間ハコ入れ乾燥」を行うことにした。これはボディのクリアー掛けから乾燥までの作業と一緒である。そのパーツとはホイ―ルとエンジンカバーであるが、それらを1日に2回クリアー掛けし、3日以内に1週間ハコ入れ乾燥までもっていく強行スケジュールを敢行した。滅多に目につかない個所とはいえ、やっつけ感がでてしまいはしないかと少々心配になってくる。これでボディのクリアー掛け後の乾燥時に組立が出来るようにしておく。でないと、ボディクリアー掛け後のお楽しみが無くなってしまうものね……。

 またファイアーパターンの塗装に話を戻すが、一番面積が大きい黄色の部分から塗装のタッチアップを始める。一見キレイに見えるけれどもよくよく見ると写真の矢印の箇所が要修正なので面相筆で慎重にタッチアップ。矢印の箇所をフィニッシングペーパーの1000番を使って面を整えてからの面相筆での黄色塗装になるが、黒が滲んで濁らないように十二分に気を付ける。従って黄色を原液の状態で盛るような作業になり、2箇所塗ったら塗りにくくなるのを防ぐために穂先を洗い、また2箇所…と繰り返して2日がかり(平日の夜の作業時間で)で終えた。

 写真を見る限りでは大変分かりにくい箇所になるが、黄色の後に今度は赤色の部分加筆修正をする。妙にカクンカクンしたファイアーパターンではあるが、最後の黒を塗る時に一気に修正するのでもう少しの我慢ということを自分に言い聞かすちゃーべん。数か所ではあるが赤をボディにつけないように慎重に作業を進め、一応は赤の部分は終了した。平日の夜に行う作業にしても拍子抜けしてしまうほどすぐ済んでしまったが、これぐらいすぐ済む作業をさしはさまないと、>メリハリもつかないで惰性のまま工程をこなすだけになってしまうだろう。

そしていよいよ今回のモノグラムの1932年式フォードクーペのファイアーパターンの総仕上げ、黒を用いてのタッチアップ塗装と相成るわけだが、いよいよ塗装の総仕上げと思うとワクワクと緊張が止まらなくなる。曲がりくねったフレームの直線的な部分を面相筆で黒く塗って整形する作業である。ご覧の通り複雑な塗装なので平日なら2日かけて仕上げるぐらいが丁度良いペースか。何分下部にはフレームが上下に重なっているのを表現しているのでそれなりに神経を使うだろう。また、マスキンブテープを貼った箇所の塗料の段差を多少均しておかないと、研ぎ出しの際に下の色が出てしまうので、これまた欠かせない作業である。

 そして平日夜の作業時間2日分をかけて黒の面相筆での塗装を終え、ようやっとファイヤーフレームの完成と相成ったが、最後の大詰めで致命的なミスもなく塗り終えて胸をなで下ろしている。これまたちゃーべんの主観ではあるが、手作りとはいえどうにかこうにかフレームの形も左右対称にすることが出来た。基本的なことではあるがファイアーフレームの真ん中にボタっと黒を落とすことがなく無事に済んで何よりである。考えてみればドアという平板な部分に塗装を施すのだから、欲を言えばマスキングをもう少し丁寧にしていればうまく出来たかもしれないと思うちゃーべんであった。

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