モノグラム’32ホットロッドデュースクーペ⑥ボディ半ツヤ部分クリアー掛けとマスキング、テールランプ作成

2023年12月27日

 モノグラムの1932年式フォードクーペのホットロッドのボディ塗装を終えたちゃーべんは、同じ黒でもツヤが違う屋根上とサイドステップ部の「半ツヤ掛け」を始めた。この箇所はボディと材質が違うためにツヤ表現を以て再現する必要がある。先ずは大まかに周囲をマスキングしてから、吹き込み防止のために四隅に細かく入念なマスキングを施す。吹き付ける時の圧は弱めにしておいて塗料が飛散しすぎて関係ない所まで塗装してしまうのを防ぐ。この部分のパーツは、別パーツというわけにもいかなかったのだろうか?同じモノグラムの1936年式のフォードクーペはサイドステップが別パーツになっていたというのに…。屋根上も別パーツにしていただいた方が塗装もやりやすかったと思う。因みにリアのガソリンタンクはいかにもタンク然とした感じを出そうとして半ツヤの銀で仕上げることにした。

 そのあとで丸一日乾かしてから半ツヤ部をマスキングしてつやクリアー掛けの準備をするが、この塗装はファイアーパターンの塗装のように薄氷を踏む思いをせずに、ホコリに気をつけつつもボディ色部分に大胆に盛大に吹き付けをすることが可能である。チマチマと準備することが色々あったが、1つの模型を作る間でも気分転換になる作業があるからちゃーべんも模型はやめられない。マスキングの形状もシンプルなのですぐに終わるからすぐにクリアー掛けも可能。この分なら週末に工作室でボディの研ぎ出しをじっくり行いながら世間話をすることが出来る。最近ブログの方も更新があまり出来ないくらいろいろあったからいい気分転換が出来そうだ…。ただ研ぎ出し後にクリアー掛けを3回したらこのモノグラム1932年式フォードの車体を拝めるのはしばしお預けなんだよな、大切なホットロッドのためにホコリが付かないようにハコに入れて乾燥させなきゃいけないから…。

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 ボディにクリアーを吹いた後にホコリが付かないよう乾燥させるべく最後のツメをする段になって、またタッチアップをしなければならない状況というのは、相応にフラストレーションがたまるものです。今回はそのようなことはありませんでしたが…。

 しかしちゃーべんにとって、このモノグラムの1932年式フォードクーペのホットロッドを作るにあたってまだ難関が残っている。実はラジエーターホース(#41)の部品を紛失してしまい、代わりの部品を作らなくてはならない。ホースと言っても水を撒く時に使うような本物のようにウネウネしている必要はなく、形状もシンプルなもので(ただし取り付け時には角度の調整が多少必要ではあるが)、ランナーを火で炙って曲げて所定の大きさに切り、緑ホースの黒と取り付け部の銀を塗れば完成である。幸いランナーは沢山あるので材料の方は心配いらないとして、問題はどの角度で曲げるかである。これは以前作った同じ1932年式フォードのロードスターのホットロッドがあったのでそちらのラジエーターホースの部品を参考にして作ることにした(本来のパーツと形は違うが)。ランナーを折り曲げて着るだけとはいえ多少の角度で取り付け失敗してもいいよう、保険の意味で複数のパーツの予備も準備することにした。

 また今回はブレーキランプも自作する必要がある。このパーツも紛失してしまったのでストックの中から拝借することにした。この1932年式フォードのホットロッドのカスタムでも丸や四角のブレーキランプを他の車種から調達してきたのか丸や四角のシンプルな形状のものが多いが、ちゃーべんもそうしようか、と思ったところでモノグラム以外のパーツを流用してオリジナルのアイデアを思い付いた。先日作ったハコスカGT-Rのバックランプ(アオシマ(旧イマイ)のハコスカGT-Rの#37の部品)が余ったので、それらをそのまま流用するのではなく、1960年代当時にもありそうなアレンジをした上で利用しようと考えた。このパーツは四角だが、ハーレーダビッドソンのブレーキランプの形状に直して塗装したうえで使用しようと考えたのである。まずはホームベース状に整形して反射面の銀とレンズ色の赤を塗装して完成させる予定。

 そしてボディに話を戻すが、いよいよクリアー掛けを始める。最初は予め塗膜を作る「捨て塗り」だが、ザっと塗料をまぶしたような感じの状態から、部屋の明かりにボディを当ててホコリを巻き込んでいないかを入念にチェックする。そしてホコリをフィニッシングペーパーの2000番で除去したら2回目のクリアーを吹き始める。この段階からは豪快に吹き付けることが可能ではあるが、やり過ぎるとクリアーの塗料が垂れて来るので加減を間違えないように気をつける。モノグラム以外のカーモデルでもちゃーべんは3回クリアー掛けしたら研ぎ出しを施し、またクリアーを3回かけてホコリが付かないようハコに入れて1週間乾燥させるようにしているが、今回は研ぎ出しでファイヤーパターンを削らないよう注意しなきゃ…。

 1932年式フォードのボディを仕上げて乾燥のためのハコに入れ、1週間のお別れのお別れになる日も近づいてきたが、あとは色を塗る作業もあまりなく小部品を準備して組み立てる段に入った。つまりツメの作業に入ることになるが、ランナーよりも細い部品もあるので組むときにも気をつけなければならない。この時点になってもまだ半分の工程と思っていた方が落ち着いて作業が出来るかもしれない。しかしファイアーパターンが思い通りに出来てはやる気持ちのちゃーべんにそれが出来るかどうか?ただでさえ調子に乗りやすいちゃーべんのこと、カッチリと仕上げることも難しくないモノグラムとはいえ足元をすくわれなければよいが、、、と自分自身を心配するちゃーべんであった。

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こちらのフォードも乙なものです


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