モノグラム’32ホットロッドデュースクーペ③サフ掛け→塗装開始

 ボディカラーを塗ることが出来る段になって、ちゃーべんはようやく色を決めることが出来た。単色ではあまり面白くもないし、蛍光カラーは以前使ったことがあるので、ホットロッドの王道中の王道、黒地にファイアーパターンを塗ることに決めた。1932年式フォードのステレオタイプのホットロッドのイメージである。しかも炎はグラデーションで燃え盛るイメージを強調したモノにする予定である。というわけで、まず炎の色を塗ることになるが、まずは炎の先端の(ボディで見れば後端の)色を塗り、グラデーションをかけた上で赤を塗り、炎の形にマスクして黒を塗るという手順で進める予定で塗装を始めた。

 まずはボディサイドに炎の後ろ半分になる黄色を吹き付ける。赤こちらもまず5層に分けてふきつけるが、両サイドの前からマスキングをせずに吹き付ける。その際の圧は弱めにしておくこと。塗料が垂れないようにするためもあるが、不必要な部分まで塗ることを極力防ぐためである。慎重に塗り重ねて真っ黄色の塗膜が出来てからさらにもう2回塗膜を作るような感じで。ちゃーべんは1回吹いて様子を見てそれからもう一回…と繰り返し行った。

 そして黄色の部分と重なるグラデーションになるようにボディサイド前半分に赤を塗装する。タミヤのマスキングテープの16mm幅のテープの片側をめくり上がらせ、ボディ後部から前部にかけての方向で赤を吹き付ける。こちらも圧を弱めにして5層に分けて吹き付ける。慎重に塗膜を完成させてから、上からマスキングで作ったファイアーパターンを貼り付け、黒を塗装すると炎の形が浮かび上がるという寸法だが、この黒塗装が一番難関かもしれない。万が一吹き込んで炎の部分に黒塗料が入ってしまったら、リペアがとてつもなく大変になる。

 赤を塗ったついでにホイールも赤く塗装しておく。黒いボディに黒ホイールだとハイヤーか公用車みたいになってしまうのを避けることができるかもと思ってのこと。このような鉄チンホイールだと銀色もあるかと思うが、それだとホットロッドどころか1970年代の商店のピックアップ的な感じになってしまうので、ツヤありの赤ならアクセントになるかもとチョイスした。ここでホイールのセンターキャップを自作してホイール全体を赤にしようとも考えたが、そうするとややくどいかもと思ってセンターは旧モノグラムのメッキパーツを後で嵌めるように(つまりはこのシリーズの①のハコの写真の通りに)することにした。前後輪でホイールの太さが違うので、間違うことも無く取り付けられるのがうれしい。

 さてお次はエンジンカバーの黒塗装をしようか、と思った時、重大に間違いに気が付いた。

 サイドのカバーを前後逆に貼り付けていたのである!

 この1932年式フォードの組立説明書もロクに見ないで進めてしまったものだから、サーフェイサーを吹いてルーバーの陰影が上部と両サイドとで違うことに気が付いて初めて自分のチョンボに気が付いた次第。まだサーフェイサーを吹き付け終わっていなかったのが不幸中の幸いで、サイドの部品を接着しなおして真っ白になったパーツに接着剤をハミ出させないようにする気遣いは必要なく、整形の上外側を一気に真っ白にしてキレイな仕上がりにことは出来た。

 これでいいんだ、これで…。

 ともかくも無事に修復し、サフ掛けを施して他のパーツと一緒に一気にボディ色塗装準備OKとなtったエンジンカバー。しかしこのパーツも内側と外側の両方にクリアーを吹かなければならない。つまり、クリアー掛けだけでボディ色部全体の乾燥期間を十分とると2週間必要となる。これではボディ以外のパーツを組んでも相当時間が空いてしまうので、その間に別カテゴリーの記事をどうするかも悩ましい問題である。ちゃーべんの要領の悪さも手伝って、うまい事リンクさせて進行するのは至難の業である。トホホ…。

 今回はホットロッドの定番塗装であるファイヤーフレームを塗装するに当たって、illustratorで炎の形を描き、上の写真のようにこんな感じにしようか…と検討を重ねた。単色でも充分カッコいいのだが、以前作った同じ旧モノグラムの1932年式フォードでそういう作品を作って持っているので、今回の課題とした。

 そういう訳で自分に果たした課題の一つであるファイヤーフレームの塗装をキメる大切な作業として、マスキングテープを炎の形に切り抜き、ボディサイドに貼り付けてボディ全体に黒を吹き付けたあと、炎の形にマスキングしたところを残す準備をした。まさかこんな複雑な形を一遍に切り取って貼り付けられるほどちゃーべんは器用ではないので、炎の形を細切れにしてチマチマと貼り付ける方法を採った。ウネウネと曲がりくねった細いマスキングテープを左右で位置関係の違いがないように1つづつ入念に確認しながら…。

 ようやっと後はボディカラーの黒を塗ることが出来るようになったが、マスキングテープの中(というか下)に吹き込まないようにしなければならない。ともかくもボディカラーの黒を全てのパーツに並行して塗る準備は完了した。旧モノグラムのホットロッドの模型ならばファイアーパターンのデカールは付属していることが多いが、1932年式フォードのボディ側面はそれなりに面積があって平たいので自分でファイアーパターンを塗装してみようと思った。グラデ付きのものは初めての挑戦だし、もちろんド緊張モノの作業だからまだまだ本当の修羅場はこれからかもしれないと考えるちゃーべんであった。

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