フジミ1/48P-51マスタング⑨サーフェイサー塗装前の下拵え
フジミ版P-51マスタングの進捗は基礎工作のフィニッシングペーパーがけを終え、サーフェイサー吹き付けの段階に入ったちゃーべんは、基礎工作のほころびのチェックに余念がなかった。
段階的にパーツ同士の合わせ目を整形し、武装を外したクリーンな型を楽しみながらも傷や平らになっていない個所をチェックする。
経験上、念入りにみてサーフェイサーを吹いても、またフィニッシングペーパーをかけるのは一度や二度ではなかったが…。
フジミ版もそうだが、軍用装備を付けずに整形したP-51マスタングの姿は、戦闘機然としながらも高性能レーサーの匂いがする。
第二次世界大戦が集結してからすぐレーサーとして引っ張りだこになったのもわかるスタイルだ。それをよりクリーンに仕上げたのだから、より速そうな見た目になった。
しかしフジミ版P-51マスタングならではの凸リベットを落として機銃部を整形するのはそれなりに手間だったな…(でもこのキットをもう一つ手に入れたらまたやろうとしているちゃーべんがいる。最低でも三機ほしい)。
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ただちゃーべん的に残念なことに、現在飛んでいるP-51マスタングが花形であった頃の塗装の個体が大部分になってしまったような気がしている。
自家用機の塗装にもオーナーそれぞれのセンスが反映されて、ちゃーべんみたいにフジミ版意外にもまたP-51マスタングの模型をいろいろ集めている身としては集めてみたいジャンルの一つだ。
現在このキットをもう一つ積んでいるが、今度このキットを作る時はリベットを生かす方向で作ってみたい。
今回の作例では主翼のフラップや補助翼のリベットを残したが、主翼にもリベットがあるのは実感を損ねていて(実際には無い)そこはオミットするべきだと思う。
モノグラムばりの無骨なモールドとも相俟って迫力の作品となるだろう。スミ入れを施せば鳥ハダが立つかもしれない。それを考えれば、今回はこの様な仕上げ方もあるよという提案になるだろうか…?
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吹き付けるサーフェイサーの色は白にした。
今回のフジミ版は隠蔽力の弱い色を塗るので、下地の色の影響が出ないようにとの配慮と、二機作っている分の一つが脚の収納部分が白なのが理由である。
民間機型のP-51マスタングはたまにこういう事例があるが、ここもまた面倒なところではある。
段取りとしては機体色を塗る前に収納部をマスキングする必要があるが、一式戦隼のようにシンプルなものではないので吹き込みが無いようしっかりとマスキングが必要になってくる。
ちゃーべんの今度の週末は、サーフェイサーの数度にわたる吹き付けと、脚収納部のマスキングで決まりである。
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