心に残る名キット タミヤ1/48零戦21型

2023年7月21日

 零戦といえば日本のプラモデル黎明期からあるアイテムの一つで、現在でも最新の技術で再現されたキットが買えるような模型会の現役のヒーローであるが、ちゃーべんのツボはやはりタミヤであっても1960~70年代のアイテムになる。

 当方のP-51マスタングの作品を見てお判りの通り、出自が今はなきメーカーだったりもする。仮組してサムライの字にしてパテで成型するという一連の手順は、もはや日常のルーティンだ。

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↑初版から50年。名作です


 このタミヤ1/48零戦21型は模型店から量販店で今でも必ず見かけるが、組み立てるときにパテとフィニッシングペーパーが必要なところはリリース当時の品質を考えれば妥当かもしれない。
 
ペーパーを粗いものから細かいものに代えていくにしたがって、あの流麗な姿が現れるのを楽しむのもまたオツである。

フジミ模型 1/48 日本の戦闘機シリーズSPOT 零戦 21型 爆装タイプ

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↑同世代の傑作。リベットがイイ味を出しています


 タミヤの零戦の風防も一体成型のものと前と中と後ろの部分が分かれているものと両方あるので、風防の機内色を裏側に塗りたいときも助かる。
 特に明灰色の場合は内部に色が透けて見えないように内側に機内色を塗る必要があるが、セパレートタイプの風防を使えば多少塗りやすくなる。あくまで一体タイプと比較しての話だが…。
 風防内側に機内色を塗る際に外側から塗ってそのあとに機外色を塗る人もいるが、ちゃーべんはただでさえ塗膜を厚くしてしまう傾向があるので、多少の困難を承知で表裏に色を塗っている。塗料がはみ出てやり直すことはしょっちゅうでも。
 そのほかにもタミヤの零戦の懸念材料として主翼のパーツ後部と胴体を合わせたときに段差ができてしまうが、ここも瞬間接着剤とパテとやすりの波状攻撃である。
 この段差を最高峰としてほかにも段差ができる箇所があるので、平日ならば基礎工作に月曜から金曜までかけている。不思議とこの作業がちゃーべんにとっては明鏡止水の心境になる作業だ。それで成形が終わったら破顔一笑となる次第。

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↑タミヤからはモデラーの人気が高いこのタイプも出ています

 また、キットのモールドにある凹モールドも生まれた年代が偲ばれる、実に味わい深い面でもあるが加工や塗装の際に気を付けなければならない部分でもある。
 機体色を塗って銀のチッピングをして汚すとレトロな味が出てくるところはこの年代(タミヤの初版は1972年)の模型ならではか。21型が完成すると零戦の52型も作ってみたくなるが、ハセガワ1/48(初版1979年)にしようか、得意の旧オオタキ(このキットとほぼ同年代?)にしようか、迷うちゃーべんであった。


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