C_C_C展示会にちゃーべん来たる!②見て楽しんだ展示作品 競技仕様編

2023年10月12日

 去る2023年9月30日に、東京都北区の北とぴあで行われたC_C_C展示会では、展示してある完成品では公道用の車やバイクより競技用の完成品の展示の方がやはり多かったが、ここでちゃーべんがいつかこんなのを作ってみたいなと思った作品はいろいろ展示されていた。ちゃーべんも始めてみようと考えているジャンルであるためにキットの選択とオイルやタイヤメーカーのステッカーをどうするか考えている最中である。精緻を極めた力作から遊び心ある楽しい作品まで、ちゃーべんに「刺さった」作品を引き続き紹介していきたいと思います。

 先の記事の過激なMGBのたけさんのフルビア風シルビア。バンパーを外してあのキャッチフレーズの「クリスプ・ルック」を強調したスタイルは本家よりカッコいいとちゃーべんは思う。ガワ(ドンガラ)以外はフェアレディのSP311と一緒だから、モンテカルロラリーに出ようと思えば出来たのかもと想像を掻き立てられる。コンペティションサークルとゼッケンの取り合わせがいかにも1960年代的に見える。在りし日の日本国内のラリーで出場していたら…という想像もしてしまう。

 マルボロカラーも決まったフルビア風シルビア。ボディ横のコンペディションサークルとデカール類が走ることへのロマンを物語っているようだ。初代シルビアのスペックからして相応に速かったりして…。このクルマが走るところを想像してみるのもとても楽しい。

 車高も決まったハセガワのビッグフェリオとスープラ。タイヤの上がフェンダーに隠れるぐらいの低さがまた絶妙。ちゃーべんのハセガワのイメージは、最近リリースされたベレットGTtypeRのように車高がやや高めなものがあったりして、ここまでグッと踏ん張ったような感じのものは新鮮に映った。JACCSとMINOLTAカラーは塗装なのだろうか?シールなのだろうか?どちらにしても大変そうだと思う、どちらだったのだろうか?

 ちゃーべんもこの日のためにハコスカGT-Rの高橋国光仕様(50勝目の時のマシン)を持参してきたが、こちらの作品はタミヤのハコスカにフジミのフェンダーを取り付けて作られた作品である。フロントのヒンジも恐らくは自作だろうか?何といっても圧巻は最終形態にまでチューンナップされたS20型エンジンである。ハコスカGT-Rもこの頃になるとRX-3サバンナと鎬を削る闘いを繰り広げていたが、この完成された姿も実に迫力があってカッコいい。ちゃーべんの完成品とは見ごたえが違う!

 ちゃーべんもフジミのエンスージアストシリーズでも「ここまでやるか!」というぐらいに考えていたが、まだまだ甘いということを思い知らされた。しかし1990年代を代表するクルマの一つであるこの一台をじっくりと堪能できるような経験はプラモ趣味を始めて(というより出戻ってきて)以来初めての経験であった。小学生時代の頃にショウウインドウに顔を貼り付けるほどに近づけてプラモデルの完成品に見入るほどの体験を再びしたような感じである。

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 今回参加させていただいて、展示会もほぼコロナ禍以前のスタイルで行えるようになったことで、今回はちゃーべんも心ゆくまで堪能した。今回は何とアフターの親睦会の席まで準備していただいて、主催の方々には最敬礼させていただきたい。この日のためにブログのアドレスを加えた名刺を準備したが、持ってきた分は大体配ることができたので、少しはこのブログを読んでいただけるようになれば…。この展示会を挙行していただいたことを感謝するとともに、モデラーの楽しみの一つである展示会がほぼ従来通りに出来たことを喜ぶちゃーべんであった。


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