リトルジャパン名鉄3900系⑭台枠と車体合体、小部品取り付け→完成
リトルジャパン名鉄3900系の組み立てもラストスパートに差し掛かったちゃーべんは、兵糧攻めとも思える一編成分全部のベンチレーター(総数52個!)を張り付けた。旧型国電と違ってこまごまとした部品を組み付けていくのはもうこのフェーズに来ると「いよいよ完成」という気持ちが盛り上がって楽しい。開孔部まで塗装していた時は気が遠くなってしまったものだが、ここまでくれば完成形が近づくのが面白くてしょうがない。茨の道もあともう少しで抜け出せる!ついでにパンタグラフも取り付けて屋根上の完成とする。
床下は台車と重りを嵌め、車体ほかの上物と組み合わせる。両者は連結器の向きを確認しながら嵌めこむ。今まで組み立てていた車体や台枠のパーツが重量感のある仕上がりになった時、走らせる時のワクワク感が出てきて楽しい。ただ置く時に気を付けたいのは普通に台車を下にしておくとちょっとでも角度があるとコロコロ転がってしまうので、もう少しで出来る作品はプラモデルの箱の中に置くようにしている。後は行先案内板などの小部品を付けて完成という所まで来ているので時間が空けば即完成まで行けるようにするための下準備である。近日中に完成させて走行させたいと今からレンタルレイアウトを探しているが、この昭和29年製の電車が平成の街並みを走るのは想像しただけでも実に斬新な絵になるだろう。実物の名鉄3900系は元号が平成になる前に全社引退してしまっているのだから…。
最後の最後にアンチクライマー、自動連結器、貫通口両脇の手すり、行先案内板と列車区別板を付けて完成。実にここまで長かかった(途中ブランクもあったから余計そう感じる)。これでようやっと肩の荷が下りてホッとしているが、本当に疲れが吹き飛ぶのは往年の運用さながらにレイアウトで走行する雄姿を見てからだろう。ということでもうここまで来ると安堵感よりもどこで走らせようかというウキウキワクワクが完全に勝っており、後は小部品をつけるだけである。たとえそれらをなくしたり壊したりしても同じ部品がまだ予備にあるのでもう最悪のケースを想像しなくてよくなったことで無事完成を見た(ただ流用したら面白いかもというパーツはストック)。
ということでリトルジャパン名鉄3900系がようやっと完成した。グリーンマックスのエコノミーキットよりも難儀ではあったが作り甲斐があり、多少のブランクがありながらも実に苦しくも楽しい時間を過ごさせていただいた。ちゃーべんの懐にもう少し余裕があったらほかの車両も組み立ててみたいが、まだまだほかのストックもあるのでそちらも手掛けなければならないのが辛いところ。もはやこの編成をどこで走らせて楽しもうかとテンションMAXのちゃーべんであった。
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