Nゲージリトルジャパン名鉄3900系⑥車体サフ掛け&車体上半分マスキング

2023年6月12日

 リトルジャパン名鉄3900系の車体の基礎工作が終わり、塗装の段に入ったちゃーべんは白いサフ掛けを開始。
 平日の細切れの製作時間で3日にわたって塗装膜を重ねていった。

 車体をなるべく薄い塗膜で真っ白けにするつもりで行ったが、Nゲージの塗装はいつものヒコーキやクルマと違って小さいので同じサフ掛けを繰り返すのは3回で済んだ。

 しかし今回は晩年のスカーレット色ではなくピンクとマルーンのイニシエの特急用塗装なので、ヘッダー部に塗料が吹き込まないようにマスキングを慎重に行う必要がある。

 名鉄3900系の車体は昭和20年代の電車の車体の例にもれず、ボディ形状がドア部の凹みだけでなくヘッダー部の出っ張りまであるので、まずはここから塗料が吹き込まないように2段構えでマスキングを施す必要がある。
 細切れのマスキングテープを貼ってから車体ヨコ半分を大きく切ったマスキングテープで覆う。一時期のライトパープルの色や晩年のスカーレット色にすればこうした苦労は無縁ではあっただろうが、他にもいろいろなNゲージの昔の電車(リトルジャパン以外にも)を作りたいちゃーべんは、上手く行くコツをつかむチャンスとばかりに嬉々として作業にいそしむ。


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 名鉄3900系の特急時代の塗り分け部はヘッダー部の下の所からマルーンとピンクに分かれていて、車体のドア部以外の所はヘッダー部がそびえ立っているので塗料が上に吹き込む心配がないが、問題はドア部分である。段差がある場所なので、マスキングテープの細切れをドア部に貼り付ける必要があるのだ。同じNゲージの、軽量構造の車体の新性能電車なら(例えばグリーンマックスの小田急2220系2両セットとか)塗りわけの際貼り付けたマスキングテープのドア部の凹みのところを爪楊枝で押し込んでスキマを無くすのみでほぼ大丈夫だが…。

 何分今回はヘッダー部のある車体の旧性能電車を作るのは初めてなので、塗り分けにもちゃーべんはできる限り慎重を期しているつもりでいる。
 私鉄の元優等列車用の車両というのも珍しいので、折角だから往時の栄光を再現してみたいとちゃーべんは考えた。色使いも昭和の雰囲気がするので、カラーガイドなどもリトルジャパンの説明書とは別にあさる必要があったが、なかなかに当時のカラー写真なんて見つからない。
 でも白黒写真ならば色の明度は見当はつくから、塗料ブレンドのサジ加減の参考にはなるか?

 上半分がピンクというカラーも独特で、名鉄3900系他の電車ではまず見かけない色だ。昨今のカラフルな電車でもピンクはなかったかもしれない。東京の地下鉄路線図で都営浅草線はピンク色になっているが、その色の電車が走っているわけではない。もしも完成の暁にどこかのNゲージのレンタルレイアウトで走らせてみれば相当目立つかもしれない(色の他にも車輛の年代とか、目を引く要素はあるが)。

 考えてもみれば名鉄3900系が出た時代は、かつての800系や850系のようにダークグリーンが普通だった時代にはこの色のインパクトは大きかったに違いない。Nゲージでもエコノミーキットの製品が出ている国鉄でも80系湘南電車のようなカラフルな塗色の車輛が出始めた時代の、戦後ならではの自由な雰囲気も伝わってくるように思う。旧型国電のようなチョコレート色という、実用一点張りの塗装とは違った華やいだ空気感も。

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ノスタルジーに浸るだけでなく製作のヒントにもなります



 しかしながらこのリトルジャパン名鉄3900系のピンクは自分でブレンドして作らなければならない以外はさほど色に悩まなくていいと思っている。組立も詳細な説明書のおかげで精緻な完成形ができる。ピンク色の既製品はあるにはあるのだが、クレオスの#63ピンクはけばけばし過ぎる。新車時の姿を再現するのに「年増の厚化粧」的な雰囲気になってしまうので、そこだけは微妙な塩梅を気を付ける必要がある。

 色のブレンドをどうするかでまた思い出したが、電車やクルマの旧車などのクルマによくあるクリーム色(今回は使わないが)が見当たらないのが悩ましい。

 クレオスのC318レドームやC111キャラクターフレッシュとも違うのだ。しいて言えばCL101ブロンドの少し薄いぐらいの色か?だからこのために白を大量に使って黄色を混ぜることを行う必要がある。Nゲージを含めた模型のの色使いもなかなか一筋縄ではいかないと改めて感じると同時に、リトルジャパン名鉄3900系を上手く塗装して完成させたいと思うちゃーべんであった。

 

 ここで資料が欲しい!っとなると、本とかがどんどん増えちゃうのよね…。


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 上半分がピンクというカラーも独特で、名鉄3900系他の電車ではまず見かけない色だ。昨今のカラフルな電車でもピンクはなかったかもしれない。東京の地下鉄路線図で都営浅草線はピンク色になっているが、その色の電車が走っているわけではない。もしも完成の暁にどこかのNゲージのレンタルレイアウトで走らせてみれば相当目立つかもしれない(色の他にも車輛の年代とか、目を引く要素はあるが)。

 考えてもみれば名鉄3900系が出た時代は、かつての800系や850系のようにダークグリーンが普通だった時代にはこの色のインパクトは大きかったに違いない。Nゲージでもエコノミーキットの製品が出ている国鉄でも80系湘南電車のようなカラフルな塗色の車輛が出始めた時代の、戦後ならではの自由な雰囲気も伝わってくるように思う。旧型国電のようなチョコレート色という、実用一点張りの塗装とは違った華やいだ空気感も。

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 色のブレンドをどうするかでまた思い出したが、電車やクルマの旧車などのクルマによくあるクリーム色(今回は使わないが)が見当たらないのが悩ましい。

 クレオスのC318レドームやC111キャラクターフレッシュとも違うのだ。しいて言えばCL101ブロンドの少し薄いぐらいの色か?だからこのために白を大量に使って黄色を混ぜることを行う必要がある。Nゲージを含めた模型のの色使いもなかなか一筋縄ではいかないと改めて感じると同時に、リトルジャパン名鉄3900系を上手く塗装して完成させたいと思うちゃーべんであった。


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