Nゲージリトルジャパン名鉄3900系⑩ベンチレーター、連結器、内部ドア塗装

2023年7月25日

3900系ベンチレーター画像(黒塗装済)

 Nゲージリトルジャパン名鉄3900系の車体外部色塗装を終えたちゃーべんは、細かい部分の塗り分けの塗装を始めた。車体以外の部品はまだランナーから切り離していない部品が多かったが、念のため予備が必要かもと思ってこの状態のまま塗り分けが必要な小部品も塗り分けを進めることにした。

 一気呵成にクリアー掛けができるようにするにはまだ先は長い。

 何せベンチレーターをランナーから切り落としてその部分をまたヤスリ掛けしたうえでまたその部分を塗装しなければならなかった。

 しかも56個(!)という膨大な数である。

 ちゃーべん史上単体の部品の数としてはこの名鉄3900系で最大数の記録を打ち立てたと言っていい。当然この作業も平日1日では無理なので、先週末もこの作業で潰れた。

 車体の塗装が粗方終わり、あとはクレオス#73エアクラフトグレーの部分をすべて塗り終えてから半つやクリアー掛けを行うつもりではあるが、しかし、今回の編成は4両分にも拘わらず膨大な数のベンチレーターがあり、とても平日の夜の製作時間1日分(ちゃーべんの場合1~2時間)では終わらないので、2両分ずつ行うことにした。半分でもちゃーべんには結構キツい作業であった。

 なぜ塗り分けが必要かというと、ベンチレータの部品の整形が外側のみで開口されていないからである。その空気取り入れ口を黒を塗って再現したつもりだ。

 横から見るとコアラのマーチを半分齧(かじ)って断面図を見ているようにも見えるが、Nゲージの部品でこれを面相筆で一発で決めるのはちゃーべんにとってなかなかに難儀であった。同じ名鉄でも5500系のクーラーの多さにはビックリしたが、このリトルジャパン名鉄3900系も屋根にベンチレーターを一杯乗せているのね(1編成あたり10個以上の場合も)!

 外側の色だけの姿ならボトルガムの粒のように見えてしまうので、何かそれらしく見えるようにと、苦肉の策で開孔部をそれらしく表現しようと考えての塗装であるが、またしてもちゃーべんは茨の道を選択してしまったワケである。旧型国電のグロベンならここまで苦労することもなかっただろうに…。Nゲージでこの部品は結構細かいので無くさないように気を付けたい。

 ベンチレーターと同色(クレオス#73エアクラフトグレー)の部品として制御車のアンチクライマーや連結器もまたランナーから離さない状態で塗装し、クリアー掛け直前に切り離して「ゲート」の部分を塗装してクリアー掛けを施す段取りではあるが、例外として屋根上のB20とB22の部品を改修せねばならない。この部品だけは切り継ぎの際にどこかへ落とさないよう細心の注意を払わねばならない。まあ塗り分けが必要ない分ベンチレータよりはマシである。しかも2セットのみ作ればいいのだからこの作業はちゃーべんにとってさほど難しくない…。

 ただ接着にあたっては上の写真のように裏返した方が作業がしやすいので両面テープで部品を台紙に固定して瞬着が乾くのを待つこととなった。

 また、名鉄3900系の車体で最後に残っている未塗装の部分は連結面のドアである。

 指定によればクレオス#127コクピット色(中島系)とのことであるが、旧オオタキの日本軍機をよく作るちゃーべんもそう切らすことの無い色である。

 ドアは木造建築物の内部のようでもあり、非常にレトロかつ無骨な雰囲気である。この色も相俟って昭和の学校の木造校舎の中にいるような感じもする。ともかくも昭和20年代の雰囲気にあふれた色彩の取り合わせに、現行の車両にはない魅力に見入るちゃーべん。

 Nゲージの車両でこういう雰囲気の車両が、ちゃーべんはリトルジャパンに限らずもっと欲しいのだが…。

 ここまでNゲージリトルジャパン名鉄3900系製作記を書いていて、内装のことが書いていないことに気づいた方もいらっしゃるかもしれないが、内装は錘(おもり)の他はハミ出た瞬着などの舞台裏を隠すため、窓は黒一色で裏から塗りつぶし、ゴマカしスッキリとさせようと考えている。

 Nゲージでも灯火類まで(室内含めて)仕込んで作るかたもいらっしゃるが、とても今のちゃーべんには出来そうもないスキルである。

 あるレンタルレイアウトでは電気を消して走行する車両によるライトアップを楽しめる演出もあるが、ちゃーべんはただ走行すれば満足なのであまり必要性を感じない。それよりも灯火類をいかに塗装でそれらしく見せるかのほうが興味がある。これについては、後日の記事をお楽しみに、としておこう。

 前照灯はシールドビームで無く白熱灯になるが、ちゃーべんの幼い頃は京成の青電がそうだったのを見た覚えがある。さあどうやって表現しようか…?因みにこの電車の写真は白黒が多くて探すのに苦労した。もっとも特急として第一線で活躍していたころの写真ならカラーで見ることが出来たが、経年劣化しているのでは?…う~む。

 あっ、あともう一つ大事なミッションを忘れていた!先日失敗した行先と列車種別サボのデカール作り直しである。

合わせて読みたい

Nゲージリトルジャパン名鉄3900系③窓ガラス部品切り分けとヘッドマークシール貼り付け

 この時ちゃーべんは貼り付けるヘッドマークを貼り付ける形に小さく切ったプラ板に貼ろうとして大失敗してしまいました。今度からはデカールを貼ってから切り取って仕上げようと思います。

 先日失敗してから全然準備をしていなかったワケではなく、このサボの他に色々と作りためたデカールのデータを準備するのに多少相当の時間がかかっていたので、ようやっとこれから作りたいプラモデルの分のデカールデータが揃ったのでようやっと仕切り直しができるようになった。何せ一回の出力代がちゃーべんの財政に響きかねないので何回もデカールデータのネタの取捨選択をして作ったうえで、ようやくゴーと相成ったわけなのである。

 なるべくならフトコロにやさしい模型ライフを目指しながらお気に入りの作品を揃えたいというちゃーべんの目論見とは裏腹に、コダワるほど時間とお金を費やしてしまうちゃーべんであった。

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