フジミ1/48P-51マスタング⑬タッチアップ

2023年7月20日

 当然のことながら色を塗るときはしかるべきところからハミ出ないように塗色を進めているはずのちゃーべんであるが、どうしても吹き付けの際にマスキングが甘くてテープを貼ったところに塗料が吹き込んだりしてしまう。いつものごとくこのフジミP-51マスタングでもやらかしてしまった。

 ちゃーべんも色塗りの際はタッチアップなんぞ苦にならない根気だけが取り柄のモデラーなので、淡々と作業を進めることとなる。何せ一発でうまくいったことがほとんどないのだ。
 土日に黄色とオレンジ色の塗装を一気呵成で終えても、これでは全く何にもならないではないか!
 まず黄色のほうは翼の付け根の黄色い塗料が滲み出ていたのでひとまず色の境目の所にマスキングテープを貼り付けて滲み出たところに400番のペーパー掛けをする。
 とはいっても弱めに行わないとプラの地肌が出てしまうので、塗料で盛り上がったところを大雑把に均すようなイメージで。
 そのあとに、600、1000と目を細かくしていってペーパーの傷跡をフォローしていくといった段取りになる。そのあとに面相筆でタッチアップといった具合。
 色が分かれている場合はマスキングテープをして、濃い目の塗料で慎重に塗る。
 そして筆の跡が残るようであったら1500番、2000番で面をスムーズにする。ここまでやって平滑になればタッチアップ終了。
 あとはデカール貼りとなる次第だが、こうして次の段階に進むまえに必ずアラが見つかるのも自分の作業が雑であるということは血液型がB型であるだけによく自覚しているつもりだが、自分がだらしないことがバレるのは致し方ないにしても、これほど進行が滞ると今回はどうやってこのフジミP-51マスタングの記事を書こうかということに意識を向けなければならない。

 話を引っ張るのも本当に楽ではない…。

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 このフジミP-51マスタングの完成も見えてきたのだからボヤキはこれくらいにして、ここにきてタッチアップに使う色を取り違えないように気を付けなければならない。よく吹き付けでクリアー掛けの際にサーフェイサーを塗ってしまったという悲劇を聞くこともあるが、そうならないためにちゃーべんは色の確認が容易な吸い上げ式のエアブラシを使っている。
 ノズルのついた瓶を差し替えるだけで、クルマならば2台分の色違いを間違いなく「塗り分ける」ことが可能だが、さらにちゃーべんはその色を使用する作品の名前を書いて取り違えないようにしている。

 出来ればこうした作業は土日の余裕のある時にやりたいと思っていたが、今回も間が悪く木曜の晩となってしまった。
 金曜の晩なら気持ちに余裕を持って進められるのだが、なかなか思い通りにいかないものだ。当然ながら今回のフジミP-51マスタングも決して一日早く進行しているわけではなく、当初の予定からほぼ2週間遅れた進行度合いなのだから。

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 そしてこの作業をするときにはあまり深酒をしないようにしないようにしている。酔いが回るとテンションが上がるのはいいが当然作業が雑になりがちになってしまうからである。
 文字通りの酔っぱらい運転。
 タッチアップの作業は難しくない作業とはいえある程度の細かさと気づきが求められるので、この段になってつい飲みすぎてしまったら次の日以降の仕込みをするとか、後片付けとかをしてすぐ寝るようにしている。木曜の晩、今回も予定から遅れながらもタッチアップはフジミP-51マスタングの2機のうち1機分だけ済ましたちゃーべんであった。


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