ハセガワベレットGT-RハセガワベレットGT-R④シート、ホイールとボディ色塗装

ハセガワベレットGT-Rの外装部品の色付けをほぼ終えたちゃーべんは、内装の部品の細々とした塗装に手を付けた。前回申し上げた通り座席はAMTの1966年式フォードマスタングのバケットシートを流用する予定で、ハト目のモールドも武骨なパーツである。キットにはシート用のハト目のデカールも付属していたが、ちゃーべんはモールドの一個一個をハト目に塗装する事にした。コンマ何㎜のモールドを一つづつ文字通りハト目に塗っていく作業であるから、終わるまで相当長い事かかるのは必至。ひとたび咳やクシャミをしたら盛大にハミ出て惨事になることは避けられない?

まずはバケットシートのハト目のモールドを銀色に塗装した後でそのモールドの中央に息を殺して1個づつ銀色の円を描く。モノグラムのパーツの様にモールドがリアルなのでつい見入ってしまうが、このエッジの効いたモールドを塗装で際立たせるとまた見ごたえが上がるのがタマラナイ。黒で色合いを抑えたロールバーを仕込むとガチの走り屋のオーラが漂う様だ。自分でやっていて何だがヘタすればホットロッドのファイヤーフレイムよりもインパクトを感じる。しかしながら、やはり息を殺しながらの作業は実につらい、、、テンションは上がるが。

ここで装着予定のフジミのホイールを銀で塗装する。隠蔽力が強い色ではあるが塗り残しの部分が無きよう少しずつ塗膜を重ねて形成していく感じでエアブラシで塗り重ねる。下地にサーフェイサーを吹いたのでモールドが埋もれてしまわないか心配であったが、3回吹き付けをして塗り残しがなくなるようなペースで行ったのでどうにか上手くいった。最後の色付けとしてセンターキャップの上部を黒く塗って色付け終了の予定。後はクリアーを吹いてタイヤを装着すれば足回り部品の完成となるのだが、この状態を見てますます完成が待ち遠しくなってしまった。

そして迷いに迷ったベレットベレットGT-Rのボディカラーであるが、クレオス#34スカイブルーにした。プロトタイプの「GTX」のイメージに近い(本来はもう少し薄い)色を、と思ってこの色に決めた。これぐらいクッキリした色ならば色々黒っぽい部分が目立つ塗装にしても映えるし、あまりケバくならずに明るい色調でまとめる事が出来ると思ったからである。本来ならばもう少しくすんだ色合いにする方が旧車らしいとも思ったのだが、今回もインパクト重視の雰囲気を出したいのでこれで決めた。派手目の塗装を楽しむのならばこのキットを複数台購入して楽しめばいいかとも言われそうだが、以前にも書いたように星の数ほどあったタマリを切り取るのはもうイイ、、、、
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ちゃーべんは工程の上でもうチラホラと完成形をイメージできる段階に入ってきたと実感する様になってきたと感じるが、いよいよフンドシを占めてかかる時が来たかとも思っている。ボディにはこれからオーバーフェンダーのビスも息を殺して塗装する必要があるのだ。旧イマイのハコスカGT-Rのビスと比べても上品で精巧なモールドがなされているので、ここも難関になるかもと考えるとワクワクすると同時に気合を入れ直すちゃーべんであった。








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