旧オオタキ零戦52型②組立開始

 旧オオタキ零戦52型の内装塗装を終えたちゃーべんは、いよいよ組立段階に入ってテンションもアゲアゲで作業を始めた。瞬間接着剤を盛ってカバーする必要がある個所はあるにせよ、そう組辛さは感じなかった。

 そして内装塗装の最後にコクピットの計器類と胴体内部の塗装に入るが、幸いな事に計器の枠はカッチリとしたモールドになっているので、計器の黒を面相筆で塗り進めていくだけで一応はそれらしく見られるようにはなった。計器の針のモールドがないが枠だけでも充分に雰囲気はバッチリだろう。P-51マスタングのそれと違って計器の中を黒く塗るのは多少手間がかかるが、枠の銀がないのでモールドの上を爪に火を点すように進める作業は無いだけ楽だ。そして計器の周囲も銀をチッピングして擦れ禿げを施し、あとはスミ汚しをすれば部品塗装の終了である。オオタキの大戦機シリーズの部品にそこまでは求めなくとも、自分の力で再現度を加えて完成させる事にやりがいを感じる。

 そして風防と同様にこれは他の部品を使わなければ、と思ったのが操縦桿である。一応それらしく操縦桿のかたちをしている曲がった伸ばしランナーのような形状の部品があったが、裏側が真っ平なのに加えて部品としての精度も問題があったので、ここでもまた13mmの部品を流用して操縦桿を作った。細い伸ばしランナー的な形状をしているので、把手の所を少しばかりカッターで抉ってそれらしく塗装した。後の余った13㎜機銃の部品は主翼の13㎜の孔を塞ぐのに使える。この事が旧オオタキの零戦52型丙のキットが風防さえ調達すれば無印の52型へのコンバートに向いていると思う理由である。多少の手間はかかるにしても、他の1/48の零戦のキットよりもリーズナブルに手に入れることが出来るのだから。

 そしてこのオオタキの零戦52型で忘れてはならない追加装備が着艦フックである。なにも後年のキットから拝借しなくとも、外側からみて引っ込んでいる体で装備されていることが判ればよろしいので、モールド追加の上陰影をつけた塗装を施すつもりだ。まず周囲のモールドを追加し、中のフック部をカッターで整形して再現する。左右同じようにモールドを再現する必要があるので、胴体の両側を貼り合わせての作業だが、シンプルな形とはいえそれなりに慎重を要する。少しでも基礎工作で手間を減らすためだ。ここもうっかりすると忘れがちだが、零戦も艦上戦闘機なので作る際はちゃんと追加するべきだと思っているちゃーべんであった。


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