イタレリ ベンツ300SL購入
いつも国産旧車やアメ車のホットロッドを作るちゃーべんであるが、そろそろビンテージカーの模型も作ろうかと考えていた矢先、イタレリの1/24メルセデスベンツ300SLのキットを手に入れた。イタレリ1/24のキットで他に知っている車種は1/24あの540Kだが、どちらかといえばスポーツカーやGTが好みのちゃーべんはこちらの方が欲しかった。ちゃーべんはカーモデルを色々作ってきたと自分では思っているが、ベンツのキットは何とこれが初めてである。’50年代の丸っこい曲線で包まれていながらもその威圧感は流石ベンツといったところ。いかにもスポーツカーらしいロングノーズとショートデッキが丸っこいボディに精悍さを与えているようでもある。ドアの後ろにも窓があるがこのクルマは2シーターなので、キャビンはかなり小さい(同スケールでいえばベレットGTと同じぐらいか?)。トランク部が丸くなっているのはほぼ同年代のC1コルベットのようでもある。早速ボディ色をどうしようかと考えたがカラーバリエーションが少ないのは国産のコスモスポーツやトヨタ2000GTと一緒で、ネットであれこれ画像を探しても「よくありそうな」色の個体しか見かけられない。因みに、このキットはタミヤと違ってガルウイングが開かないが、当時最新鋭の技術を詰め込んだ高級スポーツカーのキットというだけでちゃーべんは満足なのだ…。
ワクワクしながら箱を開けてもはや癖になっているバリのチェックを始めるちゃーべんであるが、その途中で手に取ってボディ以外にニンマリとしたくなってしまうパーツがシャーシのマルチチューブラーフレームである。丸い鋼管の組み合わせがまた軽量化と剛性確保の為だとという事を一応は知っているちゃーべんは「これこそが300SLたらしめている肝だ」といかにも通ぶって満足してしまうのである。しかし組み立てながら経年による歪みが出ていたらどうしようか、という心配も頭をもたげてきている。組み立て前にホイールを仮組みしてねじれを検証した方がいいか?
再びボディに目を移すとボンネットに開閉の為の切れ目が入っているのが判る。ヒンジの部品もあるのでここを切り離すわけだが、ここも仮組の検証が必要だろう。スムーズに開閉が出来るように調整することはもちろん、塗装後にボンネットをボディに嵌め込む際にパーツの塑性を利用してうまく嵌められるかなど、組み立てをする前にやることは色々ありそうだ。またボディは前下部と後下部が別パーツになっており、塗装の前に組み付ける必要がある。このボディを組んだら組立途中にブンドドしたくなる誘惑にかられそうになるかもしれないが、目先を変えてコンペティション仕様にアレンジするかも知れない。
これもまた300SLの特徴として挙げられる燃料直噴エンジンも、ボンネットを開ければ見ることが出来るように付属している。構造的にはよく作っていたモノグラムのホットロッドとほぼ一緒でブロックの左右を合わせて上からヘッド部分を付け、ファンベルトなどの小部品を付ければ完成出来るようになっている。また内装も細々と塗り分けてハンドルやシフトレバーなどを取り付ければほぼ完成で、キット内容的にはやはりモノグラムの1/24のクルマキットと似ている。ただ組み立ててみて改修が必要なところもあるかもなので組み立てる時は慎重を期して他のプラモと並行して進めずに一意専心、このキットのみに集中して作りたい。デカールとタイヤは劣化してしまっているのは織り込み済みなのでタミヤから使うこと出来そうなものを取り寄せるかしてどうにか完成出来るかも、と確信しながらもまた積みが増えてしまってどうしたものかと考えてしまうちゃーべんであった。
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