イマイ1/24シルビア購入

 現在でもアオシマから「ザ・モデルカー」のシリーズの1台として現行商品であり続ける旧イマイの1/24初代シルビアを購入した。よく見かけるのはパトカーバージョンの物ばかりだったので、やっとこれに巡り会う事が出来た嬉しさで小遣いはたいて即購入した。恐らくこのイマイ版キットは再販時のバージョンではないかと推測した(理由は後述)。

 肝心要のボディはというと、一部で造形のキレが実写に比べてイマイチとのキット評があるが多少のデフォルメはどんなキットにもあるもので、実写の雰囲気を損ねるどころか際立たせる事もあるのだ。もっともちゃーべんもこのボディは本物と比べてほんの少しながらもっさりとしていてややシャープさに欠ける様にも見えるのだが、初版がなんとこのクルマが新車だった1966年である事を鑑みれば(当時はトランクが開くようになっていた)よくぞここまでといいたいぐらいの精度で雰囲気を再現していると思う。往時のモデラーは当時人気だったビートルズやベンチャーズを聞きながら作っていたのだろうか?

 一部ではこのキットが画竜点睛を欠いている理由としてフロントグリルのモールドが横から見て一直線であり、実物のツンとした表情を再現しきれていないと言われてはいるもののカッチリとしたモールドで悪くないと思う。スカイラインやベレットなど、プラモデルも売っている程メジャーな旧車が新車だった頃に走行も出来てディスプレイしても鑑賞できる完成度のキットなんて滅多になかったものだっただろうし、当時はある程度の年齢のマニア向けだったであろうと想像するちゃーべん。

 このキットも走行モデルとして開発された事をうかがわせるのが、この歯車付きの後輪シャフトだろう。マブチのモーターで走らせたり、初版として世に出た当時の流行であったスロットカーレーシング仕様で作ったりしたのだろうと想像は尽きない赤しかしちゃーべんはディスプレイ専用で完成させるのでこの歯車を力技で取り外すことから始めなければならない、、、、

 内外装も部品数もかなり少ない。とはいえ内装はバスタブ型でありながらも革張りの内装がしっかりと表現されている(上げ底になっていない)し、シンプルながらインパネのモールドも目盛りまでモールドされている。60年近く前にアオシマのザ・モデルカーの一角を担う程の完成度のキットが作られていたとは改めてビックリするとともに感動してしまう。

 …といいつつも実は以前にも1960年代当時のカーキチ仕様で完成させており、好みでチューンして完成させてちょくちょくXで写真を上げていたのである。このクルマの売りの「CRISP LOOK」を際立たせるためにバンパーを撤去し、鉄チンホイールに履き替え、迫力あるアクセントとしてトヨタ1600GTをヒントにエアアウトレットを装着した。ここで前後スポイラーを装着すると折角のフォルムが崩れると思い、何か他のチューンパーツでボディの美しさを生かしつつ迫力を出そうと考え、旧オオタキ1/48BF109の排気管の部品を切り貼りしてこのエアアウトレットを作った次第である。因みに前のナンバープレートはボディに溝を追加して装着できる様にした。シンプルながら映えるキットを買って、今度はRSワタナベを付けてみようか、実際にないカラーリングで遊ぼうかと今から料理の仕方を考えているちゃーべんであった。

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