タカラレベル1/48P-51D⑦デカール貼り

 色塗装を終えていよいよデカール貼りを始めるが、国籍マークも併せて全部で10枚という割とシンプルな構成である。ただ主翼裏のデカールを先に貼ってしまうと後から貼る分もついでに、という事は出来なくもないがあらぬ所を触ってデカールがズレる事態を懸念して作業は平日の2日がかりとなる。使用するデカールは国籍マークがエアロマスター1/48、機名他がオリジナル作成のデカールである。オリジナルデカールはフィルムが薄いのでマークソフターを使う時にも余り付けすぎないように気を付ける。マークソフターにかなり弱いデカールもあるので使用量は少しづつ加減を見て使うようにする。そして24時間置いてデカールの乾燥を待つのだが、乾燥後気泡が出来たりするとそこを楊枝で突いてごく小さな孔を開け青またマークソフターをデカールの裏に流しませて綿棒で空気を逃がす。このキットは凸モールドなのでデカールの追従性には特に気を付けたい。今回は赤と黒なのでもしデカールが破れてもタッチアップは楽ではあるが出来ればその必要が無いようにこの工程をクリアーしたい。まずはシリアルナンバーを貼りマークソフターで馴染ませる所から始めた。

 シリアルナンバーを貼り終えてから4つの国籍マークを同様の方法で貼り、そのまた次の日に機体の4桁の通し番号と機名も同じ手順で進める。デカールの手順で忘れずにやっておきたい事は主翼上面の国籍マークを表面に馴染ませるため、マークソフターを塗った後ヒンジの出っ張りにカッターを入れて馴染ませるようにする事。緑ここを切っておかないとテントの様になってしまう。この箇所は100%追従できないのである。切って破けたところをクレオス#366インターミディエートブルーと#33つや消しブラックを混ぜて調色した物を面相筆でタッチアップする。そのほかの所も凸モールドにしっかり馴染ませるべくマークソフターを忘れない事。追従が出来るかどうか不安な所はコンパスの針でデカールに孔を作ってから(塗装面を傷けない様に)マークソフターを塗る事。少しでもデカールの裏にマークソフターを行き渡らせる事。

 この後はスミ汚しの後でクリアー掛けと相成るが、自作の分も含めたデカールが塗装に耐えるかどうかテストの必要があり、両方試してみて無事に行えると見たらGOになるが今の時点では確証を持って進める事に二の足を踏んでいる状態である。クリアー掛けしたらデカールが皺くちゃになったりドロドロになって流れたりするともはや泣くに泣けないので要らないデカールで検証してみて進める所である。もし使えないと判ったら最悪手描きで再現する他無くなりそうなのである。完成もそう遠くない状況なのになかなか肩の荷が下りない精神状態になっている。これがもし撃墜マークのいっぱい描かれた派手な塗装だったらと思うと気が遠くなるが、試しに比較的シンプルなマーキングの物でやる方針にしてみても上手くいくかどうか未だに不透明である。よっぽどの不注意をやらかさない限り大丈夫だとは思うが何せ国籍デカールは黄ばんでいないとはいえ20年モノなので経年劣化の不安があるのだ。取り敢えずちゃんと貼れた事はよかったといえ確信が得られるのはまだこれからである。我ながら素直に現行のキットを買って素直に箱絵通りに作っていればこんな不安や悩みからも解放される事は百も承知ながらも、人と変わった完成品が欲しい故にこうした不測の事態に性懲りもなく悩んでしまっているちゃーべんであった。

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