タカラレベル1/48P-51D⑧スミ汚し→クリアー掛け、小部品取り付け

 デカールを貼り終えてタカラレベルP-51Dマスタングのスミ汚しを始めたちゃーべんは、いきなりトラブルに見舞われてしまった‼

 通し番号のデカールが剥がれ落ちてしまったのである‼

 これでやり直しとなってしまった。焦って作業を進めて密着していなかったかもしれない。仕方なくストックを貼り直して事なきを得たが、もう一度取説を読んでおこう…。

 この作業で機体が博物館の中にあるような状態ではなく如何にも前線で戦っている雰囲気が多少なりとも出せたかと自画自賛のちゃーべん、すかさず今度はクリアー掛けを行う。クリアーの配合はクレオス#181半つやクリアーに#30フラットベースを混ぜて薄めたもので、5回に分けて吹き付けるので並行して進めているオオタキの零戦の分も含めて塗料瓶2つ以上の量を予め作り置きする。今回は爆弾や増槽タンクといった付属品こそ付けないが機体以外にロケットランチャー(フジミのパーツ流用)を塗装する必要があるので、塗る面積は少しばかりとはいえ確実に増えている以上、いつもより多めになる。

 通し番号のデカールを貼り換えてからはデカールの損失も無くクリアーを塗り重ねていく事が出来た。これで大きな一つの肩の荷が下りたような気分になって、ホッとすると同時にラストスパートにも気合が入りそうだ。これでもう上手くいくか心配な作業や、大掛かりな塗装からは解放され、しかも作業時間はもう長くはないのでようやっと出来上がった姿を楽しめるという気になる。このキットも想定外のイレギュラーもあるにはあったが、色々な意味で懐かしさを感じてとっても楽しめたキットであった(ただ楽かどうか、とツッ込まれると少し考えてしまうが)。自分の好みでアレンジして少々回り道をしてしまったが、これはマスタングのD型も色々マイナーチェンジをしており、今回の作例はD型でもかなり後期型になる(朝鮮戦争でも使われていたタイプ)ので箱絵とは異なる部分もそれなりにあったからである。

 因みにマスキングは微量ながらクリアーの粒子が入り込むことを承知の上でティッシュを丸めて突っ込む次第である。なのでクリアー掛けの際はまず上面を吹き付けし、その次に機体の裏(下)側に施す。もし詰め込んだティッシュが落っこちても、次の吹き付けの際にまたスポッと嵌め込めば同じ作業が出来るからである。

 因みにマスキングは微量ながらクリアーの粒子が入り込むことを承知の上でティッシュを丸めて突っ込む次第である。なのでクリアー掛けの際はまず上面を吹き付けし、その次に機体の裏(下)側に施す。もし詰め込んだティッシュが落っこちても、次の吹き付けの際にまたスポッと嵌め込めば同じ作業が出来るからである。

 ここまで来てまだあったのか、という声が聞こえてきそうではあるが、まだ機体内部に塗装をやり残した部分があった。機体塗装やクリアー掛けで吹き込んだ部分と、風防スライド部の下フチと着陸灯と照準器である。着陸灯は主脚と質感を揃える為クレオス水性#8シルバーで塗装し、スミ汚しを施す。照準器はツヤ消しブラックで斜めになったガラス部を残して塗装する。これで風防を取り付けられるわけだが、風防の下の縁もツヤ消しブラックで塗装し、光の反射を防ぐと同時に厚みも気にならなくなる。しかし木工用ボンドを付けるのはハミ出た分を取らなければいけないので多少手間がかかるが…。

 主脚も付け終わったところで、小部品で今回はこれを使うのが初めてなのがロケット弾ランチャーである。片側前後に3つづつ基部があり、計12個になるが、予め今回は孔を開けてあるので落として無くさない様に慎重に一つづつ付けていく。接着自体は難しい作業ではないのだがこのランチャーの部品はフジミ1/48のものなので、P-51マスタングの技術的な肝といえる層流翼の断面の形状が違う事によりそのまま取り付けるとランチャー下面が水平にならない(もし実際にロケット弾を付けるとしたら水平になっていなければおかしい)ので基部の前後をコンマ数ミリ浮かせて下面を水平にして取り付けた。いやはやこの段になって引っ掛け問題があったとは、、、、

 ようやっと次回は完成か、という所までたどり着いたが、前回のP-51のキットのオオタキやモノグラムより難しかったと思う(プロペラ改造やランチャー追加を抜きにしても)。合いのキツい所もあったし、機銃の部分の様に自分でそれらしく見えるようにする工夫が必要な箇所もあった。もう少しでその苦労も吹き飛ぶだろうが、その時はじっくりとこの完成品を見ながら一杯(お茶と酒、どちらにしようか)といきたいものである。この一機を作るのに旧オオタキ他のキットと比べて倍の時間がかかったが、その分じっくりと完成形を見て楽しもうと考えたちゃーべんであった。

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