お気に入りのキット ニチモ1/24史上の栄光車シリーズ

2025年10月9日

 いまやマルイの1/24のクルマのキットのように、現在流通していないことが惜しまれているこのシリーズであるが、このニチモの史上の栄光車シリーズもいまやポチろうとしても値段が旧モノグラムのアメ車キット並みかそれ以上に高騰してしまい、手の届かない所に行ってしまった感がある。

 その精度や製作者の技量によって仕様を選べるユーザフレンドリーなキットの内容は、今から見ても十二分に商品価値のあるものだけにこの史上の栄光車シリーズを再販を熱望する声も多い。
 しかし雑誌「丸」などに広告が載るなど、ニチモを代表するシリーズだったのにどこか引き取ってくれるところはなかったのだろうか…?
 このシリーズは何台か作り、まだ何台か積んでいるが、ハコスカGT-Rは買ってよかったと思っている一方で、ロータスエスプリやアルピーヌルノーは買うべきだったと悔やんでいる。
 両方とも散々買うたやめた音頭を盛大に踊って結局ガマンしてしまったが、その代わりエスプリはフジミの007のもの、そしてアルピーヌは前の型になってしまうがタミヤのものを買おうと思っている。このシリーズに関する思い出は本当にいろいろある。。。


 またいい思い出といえば、横浜でクルマのキットの展示会があった時に「model cars」に掲載されるために取り上げられたことだ。
 ホビコムにもアップしたこのシリーズのフェアレディSR311を含めた持参の4台を、小さくではあるが掲載させていただいた。
 このキットはもう一台積んでいるので、こんどはRSワタナベを付けようかと考えている。ちゃーべん的にはこのシリーズでサバンナRX-3、サニーGX-5も出して欲しかった。両車ともサーキットで大活躍した車なのだから…。
 もっともサバンナはフジミからリリースされているが、ちゃーべんはこのシリーズのテイストで作ってみたかった。

 後年、「Zeppan」シリーズとなって説明書も一枚の紙となった時には、なんだかさみしくなってしまったものだ。
 装丁がシンプルになったこと以上に、鉛筆がつかないようになってしまったところに何かしら不安を覚えた。ちゃーべん的には購入層に対する「勉強(仕事)もしっかりね」というニチモのメッセージと受け取っていたのだが、そんなアイテムが亡くなったことに寂しさを覚えたのだった。もはや古き良き昭和も今は昔…。
 ただSR311やトヨタS800のキットで難儀と思うのは、あの細いステーのバックミラーである。
 何せ取り付け穴すら開いていないので、ミラーを組み立てて接着しようにも重心が上に来ているパーツを接着しようとすると瞬間接着剤でないと強度的に不安になる。かといってボディのツヤを損ねてまで接着するのも…、となってしまうのだ。
 そこでちゃーべんは、アオシマの1/24の旧車キットを作る際にも行っているように、ビタローニミラーを代わりにつけるか、ミラーを自作してしまう。


 カッチリとした組みごたえと繊細なモールドもちゃーべんが史上の栄光車シリーズの大好きな点だ。
 考えてみればそれなりに贅沢なキットだと思うが、思わず「おかわり」したくなってしまう。もはやこのシリーズを作れば作るほど、今は高嶺の花になってしまったやりきれなさが募ってしまう。それだけに、今積んでいるこのシリーズはヘンなものにはできないと肝に銘じるちゃーべんであった。 


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