横浜クレイジーフォームズ展示会2025

去る2025年11月29・30日に、横浜市南区の吉野町市民プラザにて2025年度横浜クレイジーフォームス展示会が行われた。今回のテーマは「地中海上空に舞う」で、ちゃーべんも旧オオタキのモノグラムのP-51マスタングとモノグラムとAMTのホットロッドを持ち込んだ。キットの即売会も今回のお目当てだが、どんな作品が見れるのか楽しみにしていたちゃーべん。
今回も多くの作品が展示されていたが、あまりに膨大なためにテーマに沿った作品からピックアップさせていただいた。この戦域独特の茶系の塗装が砂漠で展開された戦線という事を実感できるかの様だ。

イタレリ1/72ザビオマルケッティ01。ハセガワのフォルゴーレでみた迷彩がほぼそのまま再現されているかの様だ。以前迷彩は挑戦した事もあるが、ここまで細緻になるとちゃーべんは放り出してしまいたくなってしまうかもなので、丁寧な出来栄えに恥じて沈黙してしまう。

タミヤ1/72のBf109G-6trop。この戦線にはあまり見かけない(ちゃーべんが知らないだけかも)暗い色調の機体が印象的なカール・ヴォックルマン少尉(9機撃墜)の機体。機体左の絵画(?)もイイアクセントになっている。

タミヤ1/72のBf109E-7trop。この機体はあまりにも有名な「アフリカの星」、ハンス=ヨアヒム・マルセイユ大尉(158機撃墜)の機体。この機種にワンポイントのある塗装はF型になっても受け継がれていた。

Bf109のライバル、タミヤ1/48スピットファイアMk5b。当時まだイギリスではスピットファイアなどの一部を米軍に貸す「逆レンドリース」の機体という事になるのだろうか?

Bf109のライバル、ハセガワ1/48スピットファイアMk8。これまた「逆レンドリース」の機体と思われるが、この時すでに後のP-51にみられる黄色い翼のストライプが塗られていたとは!

クラシックエアフレームの1/48CR.42B。単座型はこのスタイルで520km/hを出したという信じられない機体。こちらの作例は戦後に練習機として使われていたものか?ストレッチされた胴体が長い。

ハセガワの1/72ボーファイターMk6。1998年の初版からもう30年近く経とうとしているが、タミヤの1/48と並んでスタンダードのキットだろう。ちゃーべん的にはフロッグのキットがどういうものか見てみたい気もするが…。

タミヤの1/72Fw190D。ドイツ空軍の各戦線に赴任し、100機以上のスコアを持つエーリッヒ・ルドルファーの機体で、旧オオタキの1/48大戦機シリーズのFw190Dでも写真とは別の塗装のデカールが付いている。

今回のテーマで架空であっても欠かせないであろうテーマである宮崎駿監督の「紅の豚」のサボイアとカーチス(ファインモールド1/48)。大戦間の飛行機であっても張り線はいらないのだろうか?だったらパパっと作ってコレクションにしようか、、、

ハセガワの1/72B-24D。タイダルウェーブ作戦にてプロイェシュティ油田を爆撃した当時の塗装になっている。主翼の幅が長すぎて全体を写しきれなかった(泣)。

フジミ1/24のアルピナB10-3.5/1。5シリーズをファインチューニングした一台。リアのスポイラーも何やらポテンシャルを物語っているかのようだ。ちゃーべんにとっては平成初期を思い出させてくれるクルマ。

アオシマ1/24のケンメリGT-X。ケンとメリーのスカイラインの様にメタリックブルー仕上げとなっている。そういえばちゃーべんも積んでいるキットであるが、いつ作ろうか…?ホイールは何を使おうか?ノーマルも悪くないし、どうしよう?
今回のちゃーべんは以下の4作品で参加させていただいた。テーマに沿った第15航空軍のP-51マスタングを持っていたが展示会にはまだ持って行ってなかったので今回が初お披露目となった。またクルマは往年のモノグラムとAMTのアメ車のストリートロッドである。

写真のオオタキ1/48のP-51Dは地中海戦線のトップエース、John J. Voll大尉が搭乗した308FS/31FGの「American Beauty」で、尾部の塗装はデカールを使わずに塗装仕上げとした。この戦線のマスタングは赤や黄など彩色度の高い色使いが多くてかなり派手な見た目になるのでかなり目立つ。
![]() |
合わせて読みたい マイクロエース(旧オオタキ1/48) ノースアメリカンP-51Dマスタング 未だ新しい作例を見る事が出来る旧オオタキの1/48の大戦機シリーズですが、造形の良さはちゃーべんもお気に入りです。金型のクオリティを心配されていますが、このキットでちゃーべんはまだまだ新作を作ろうと考えています。 |

P-51Bペンロッド
同じくテーマに因んだモノグラム1/48のP-51B。塗装は地中海戦線で活躍した318FS/325FG所属のRoy.B.Hogg少佐の「Penrod」で、凸モールド故チェッカーはマスキングテープをモールドに念入りに馴染ませる必要があったものの、無事破綻も無くキマった。D型が主力の頃になると胴体のアンテナ部分までチェッカーに彩られるようになるが、もし作るとなったら無事塗装を成功できるだろうか?P-51マスタングの有名どころのコレクションをするのもなかなかハードルが高い、、、
![]() |
合わせて読みたい 「ご機嫌最高最高モノグラム」という昭和のコピーも有名なモノグラムのキット、ちゃーべんもハマっていっぱい買ったものです。武骨なモールドと素性の良さを感じさせるスタイルは派手な塗装ならば必ずや映える作品と相成るでしょう。 |

モノグラムの1/24の1936年式フォードのホットロッド。ボディ色はクレオス#C175蛍光グリーンで塗装し、ホイールはアオシマのホットロッドのものを、マフラーやバケットシートはストックから高年式の物を選んで取り付けた。蛍光色には専用のクリアーをわざわざ別に買って塗装しなければならなかったのはビックリした。

AMTの1/25の’66年式フォードマスタング。各部品の調整やら、エッジの凄く効いたボディの塗装など、いろいろと楽しめた思い出がある。それだけに好みのホットロッドに仕上げられた喜びは格別で、Xでいろいろと飾り方を考えて何回も画像をアップしてきた一台だ。マフラーは実際のストックにはこの位置にはないが、カスタムと捉えてそのままに仕上げた。
![]() |
合わせて読みたい 心に残る名キット AMT 1/25 フォード マスタング 1966年式 ホットロッドでも1932年式デュースクーペと並んで人気の高い初代マスタングですが、悲しいかな近年のキットに恵まれていません。それでもめげずにちゃーべんはクーペもファストバックも両方好きなので、色々なカスタムを施したホットロッドを集めようと思っています。 |
久しぶりの展示会でちゃーべんもこの後の懇親会も含めて楽しませていただいて恐縮至極であった。惜しむらくは来場が初日の13時半(会場は12時)であった為に折角ちゃーべんの為に懇意にしていただいていた方が用意していただいた旧マニアの掘り出し物のキットにお目にかかる事すら出来なかった(他の人に売られてしまった)事であった。来年こそはキット購入も含めてこちらの展示会を楽しみたいと思ったちゃーべんであった。










ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません