ハセガワベレットGTR⑥ボディスミ入れ、ナンバープレート作成
ハセガワベレットGT-Rのボディの色付けをほぼ終えたちゃーべんは、今度は開閉部のスミ入れと銀部分の塗装を始めた。窓枠は別に進めた(前回参照)のでスミ入れ自体はパパっと終わると踏んでいたが、いざ本番だと本当にそうなってしまった。青お次はボンネット後ろ中央のエアアウトレットや鍵、オーバーフェンダーのビスの銀塗装である。それなりに細かいモールドなので息を殺して行っていく。同じ爪に火を点す作業でも先日のパーツのタマリ除去と比べて実に興が乗る。ビスは2度塗り重ねてしっかりと銀を際立たせた。
ボディの色塗りが終わってクリアー掛けする前段階で内部に貼ったマスキングテープを貼り換える。塗膜もそれなりの厚さになっており、クリアー掛けが終わってからだとマスキングテープを剥がす際にピラーを折りかねないからである。なお、この時点で後で困らない様にアンテナ取付孔を開けておく事。塗膜を大切にしながら位置決めしてピンバイスを使用するのも難儀であるから、是非ともこの時点で行う事。ボディ塗装前にこの孔を開けておくと、屋根の内部に外側から塗った塗料が侵入してきてしまい、これまた面倒になってしまうからである。最悪クリアー掛けで内部にクリアー塗料が滲入してしまっても傷は浅くて済む。
ボディの塗装はあとはクリアー掛けの上研ぎだして1週間かけて乾燥させて完成という所だが、その前にボディ内側のマスキングテープを貼り換えなくてはならない。サーフェイサーから厚塗りしたクリアーの塗膜に覆われたマスキングテープを剥がすのは塗膜を「持っていかれる」ようにボディの成形色の地肌が露出する恐れがあるので、まだ取り返しのつくこの段階で貼り換えるのである。そしてこの段階で屋根上のアンテナの取付孔とワイパーの孔を開ける。ここまで手を付けていなかったのは最悪の場合ボディカラーが内部まで吹き込むのを避けるためで、なるべく色が内部に吹き込んでカオスにならない様にと考えた末の判断であるがウッカリするとクリアー掛けが終わった時に気付いていた、なんて事になりかねない、、、
ここでナンバープレートを作るわけだが、今回もフジミのナンバープレートセットを使用してオリジナルを作成する。ここで引っかかるのがこのベレットGTRの車幅であるが、いつもの5ナンバーのプレートではなく、これは3ナンバーの車幅なのか一度確認する必要がある。
・車幅が1700㎜を超えると3ナンバーとなるので、
1700÷24=70.833333333…
という事は、ボディ幅が70.833333333…㎜を越えたら3ナンバーにする必要がある、という事である。
実際測ってみると
ボディ:63mm
となるので5ナンバーとなる事が判った。いやはや大きく見えるオーバーフェンダーを付けたものだと改めて感じたが、ここまで小さく見えてもやはりこの押し出しの圧は相当だ。やはりちゃーべんが今作っているベレットGTRはこの事からもタダ者ではないと思った。
そしてちゃーべんはナンバープレートの材料であるプラ板を7mm×14mmに切り出して、表面のペーパー掛けを400→600→1000→1500→2000番の順で行い、塗料の食い付きを向上させる。お次に塗装は裏側を真っ白に塗り、乾いたら反対側も、という所だがナンバーはどこにしようかまだ決めていなかった!そこでやはり国内で有名な走りのステージに近いご当地ナンバーをという所で横浜ナンバーにしてみた。有名な第三京浜を飛ばしているイメージが否が応でも膨らむというものである。オーバーフェンダーも厳ついベレGが第三京浜を疾走する…そんなイメージを頭に浮かべながら製作を続けよう。
今回はナンバープレートの内容とかアンテナの孔を開けるなど、ややもすれば見過ごしてしまう所もあったが、どうにか忘れずに無事に済んでホッとしている。後は窓ガラスの縁の部品を塗装する必要があるが、キャビンの前後左右にそれぞれ一枚づつという部品割なので塗り分けでハミ出す心配はないが割らないようにする管理はワンピースになっている他のカーモデルの物と比べてやや面倒かも知れない。今回はこのクルマならではの気を付ける必要がある所をどうにかクリアー出来てほっとしたちゃーべんであった。
| ハセガワ(Hasegawa) 1/24 いすゞ ベレット1600GTR 1971 日本グランプリ レース仕様 プラモデル 20776 (自動車)新品価格 ¥3,150から (2025/11/28 13:53時点) |
ハセガワ 1/24 いすゞ ベレット 1600GTR 前期型 “カスタムバージョン” プラモデル 20802 (自動車) 新品価格 ¥4,290から (2025/11/28 13:55時点) |
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません