アオシマモデルカー⑥完成

 塗装がほぼ終わってから作業場たる家のロフトが灼熱地獄と化してから大きく足止めを食らったものの、どうにかアオシマのハコスカGT-Rとダルマセリカを完成させることが出来た。完成の喜びに浸るとともに撮影に張り切るちゃーべん。背景のネタもいろいろありそうで考えるだけで楽しい。旧車独特の個性的なボディラインも相まって、置き方の変化もつけた上での飾り方も楽しめそうだ。

 今でも「ザ・モデルカー」のシリーズとして販売されている、この旧イマイのハコスカGT-Rは、以前にも触れたとおり(こちらを参照、記事の最後の方に記述あり)新谷かおる氏の読み切りマンガ「暴走(つっぱり)ホリック」に登場した、氏の大ヒットマンガ「エリア88」の主人公似の登場人物、勉(つとむ?)が乗っていた個体を再現したつもりのものである。細かい部分はいろいろと脚色の上再現してみたつもりであるが、やはりサーフィンラインとクロスするナックルラインは難儀であった。苦労した甲斐あってこの作品のアクセントになっているのが嬉しい。彫りの深いボディもまた精悍なスタイルを引き立たせているかのようだ。

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 ちゃーべんが小学校高学年ぐらいの時、「ザ・チューニングカー」のシリーズが出始めたころから販売されていると思われる(?)ダルマセリカは、いろいろと違ったパッケージ(中には「Vintage Club」などの名デザインもあった)でも発売されていたベテランキットだが、まだまだ今の目で見ても遜色ない内容だと思う。国内のみならず海外でもチューンして楽しんでいる人も多いダルマセリカであるが、ネットで探せばその気になれば参考になるカスタムもあるので真似してみたいことがあればこのキットを買ってすぐに作ってみるのも面白いだろう。勿論昭和のカスタムもキマるのでその辺のパーツもあるのが嬉しい。今回は外見がほぼノーマルながら強化サスを組み込んだ設定での車高下げ、スポーツハンドル、RSワタナベといったカーキチテイストを少しばかり盛り込んでしあげてみた。バックミラーのデザインがオリジナリティーを感じるが、一応砲弾型なのでGT感があって好きなポイントの一つだ。

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 ハコスカGT-Rのフロントマスクも眼つきの鋭さが加わってより苦み走った表情に出来たと思う。これでフジミやタミヤにも負けない?

 ダルマセリカはバンパーを黒くする昭和50年代の流行を再現。オリジナルから大きく変わっていないスタイルながら、走りのパーツを取り付けてカーキチの雰囲気を出してみた。

 塗装で泣かされるほどエッジの効いたハコスカGT-Rとふくよかなダルマセリカ。2台ともRSワタナベがよく似合う。ダルマセリカの方はフチを銀色に塗ってアクセントにしてみた。

 対照的な2台の精悍な後ろ姿を最後に…。



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